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ちとせの水道の概要
 水道水源の主水源は千歳川の支流で内別川という、長さが 2.5Kmほどの湧水が集まった小河川です。 内別川の源頭部は水源涵養保安林内にあり、ここから湧き出るナイベツ川湧水は、昭和60年7月に環境庁(現:環境省)より「名水百選」の認定を受けており、 名実ともに誇り得る「名水百選水道」となっております。
 水道事業の歴史をたどってみますと、昭和14年大湊海軍航空隊の各施設と宿舎に給水したのが千歳における最初の水道です。 当時の取水は、千歳川の支流であるママチ川より行っていました。 この川は、明治14年に明治天皇が北海道開拓10年の業績を巡幸された時に巡幸一行約800人の飲み水等に利用されたほどの良質な水でありました。
 水道事業の創設は、昭和28年3月に認可を得、昭和30年1月に千歳川より取水し、当時の春日浄水場から約 3,000人に対して給水したのが始まりです。 その時の計画内容は、給水人口が22,000人、一日最大給水量が 4,950m3/日というものでありましたが、 それから47年を経過し、平成12年度の決算状況では給水人口が88,024人と、実に当初計画の4倍に、 また、一日最大給水量においても41,074m3/日と8.3倍に達し、道央都市としての発展とともに事業の拡大が行われてきました。
 いま、千歳市では新千歳空港を核とした多彩なプロジェクトが進行しています。 中でも、産・学・官の協調によって光科学技術の国際拠点づくりを目指すホトニクスバレーが、 その中核となる千歳科学技術大学とともに大きく動き出しており、水需要についても相当の増加が予想されます。
 この対策として、現在、夕張シューパロダムの建設が行われており、石狩東部広域水道企業団が29,600m3/日の水利権を得ていることから、 当市としてはここから11,900m3/日の受水を予定しており、将来の水需要に対し万全を期しているところです。
名水百選
名水公園遠景  身近で清澄な水であって、古くから地域住民の生活にとけ込み、住民自身の手によって保全活動がなされてきたものを再発見するとともに、 これを広く国民に紹介することを目的として、環境庁(現:環境省)では、北海道から沖縄まで全国100箇所を名水百選に認定しています。
 本市のナイベツ川湧水は、昭和60年7月に環境庁(現:環境省)から認定されたものであり、この名水百選に選ばれたことを記念して、 平成元年に「名水ふれあい公園」を造成しています。 この公園は、毎年4月26日から11月15日の開園期間中、大勢の家族連れで賑わっており、平成5年2月には「北海道まちづくり百選」にも認定されています。
ちとせの下水道
 下水道事業の創設は、昭和35年に都市下水路として計画が策定され、昭和36年に着工したのが始まりです。 その後、昭和39年には公共下水道事業として市街地の中心部約130haの事業認可を得て本格的な下水道事業に着手しています。 その時の計画内容は、予定処理面積130.026ha、予定処理人口32,590人というものでありました。
 その後、工業団地の造成や急速な市街地の形成に伴って、公共用水域の水質保全やし尿の完全衛生処理が強く望まれ、 昭和46年には終末処理場の建設に着手し、昭和51年から処理能力7,400m3/日で運転を開始しています。 それから36年を経過し、平成12年度に認可された千歳市公共下水道計画では、予定処理面積3,309.3haと、当初計画の25倍に、 また、予定処理人口も2.8倍の91,180人に、終末処理能力79,200m3/日は運転開始時の10倍に達し、街の発展とともに事業の拡大が行われてきました。
【施設】千歳市浄化センター(千歳市清流1丁目1番7号)
施設概要
敷地面積及び計画地盤高 45,400m2+10.10m
供用開始年月日 昭和51年5月1日
下水排除方式 分流式(一部合流)
処理方式 標準活性汚泥法
放流先名称 一級河川 石狩川水系 千歳川
計画流入・放流方式 BOD(mg/リットル)200→20
SS (mg/リットル)200→70

【設備】場内ポンプ場
沈砂池 2池
汚水ポンプ 5台(揚水能力128m3/分)

【設備】水処理棟
第1系列(処理能力 22,200m3/日) 昭和54年拡張完了
第2系列(処理能力 22,200m3/日) 昭和62年拡張完了
第3系列(処理能力 23,200m3/日) 平成7年拡張完了
第4系列(処理能力 11,600m3/日) 平成14年供用予定

【設備】消毒設備
使用薬品 次亜塩素酸ソーダ

【設備】処理水再利用設備
砂濾過機 2台 (上向流式 1,240m3/日)

【施設】外観
浄化センター
【施設】千歳市スラッジセンター(千歳市美々750番地140)
施設概要
敷地面積及び計画地盤高 19,830m2+20.40m
供用開始予定年月日 平成15年4月1日
汚泥最終処分方法 緑農地還元(将来は建設資材利用)
処理方式 濃縮−脱水−乾燥−(将来は溶融)
放流先名称 一級河川 石狩川水系 千歳川
供給汚泥 混合生汚泥 含水率 約99%
排出汚泥 乾燥ケーキ 含水率 40%(将来は溶融スラグ)

【設備】濃縮設備
遠心式濃縮機 50m3/時 1台(全3台)

【設備】脱水設備
遠心式脱水機 10m3/時 1台(全3台)

【設備】乾燥設備
蒸気間接加熱式乾燥機 伝熱面積 100m2 1台(全3台)

【設備】溶融設備(将来設備)
50t/日 2基

【施設】外観
スラッジセンター
(c)2003,千歳市水道局