Welcome to city chitose J8 SUMMIT 2008 CHITOSE SHIKOTSUKO 
  開催日 2008年7月1日(火)~10日(木) 

光ファイバを張り替えずに高速信号を通すための研究
千歳科学技術大学
ホームページ http://www.chitose.ac.jp/


光ファイバの種類

 光ファイバにはマルチモードファイバとシングルモードファイバの2種類があります。「モード」とよばれる光の通り方がいっぱい(=マルチ)あるのがマルチモード ファイバ、ひとつ(=シングル)しかないのがシングルモードファイバです。

 この光の通り方(モード)によってファイバを通過する時間が違うので、送信側では短いパルスだったのが、受信側ではその通り方によってばらばらに到着してしまい、パルスが広がってしまうという問題が、マルチモードファイバにはあります。

 1キロメートルの長さのファイバで比べるとマルチモードファイバでは毎秒5億ビットぐらいがせいぜいなのに対して、シングルモードファイバでは100億ビット毎秒も軽々といった性能の違いがあります。




ビル内の光ファイバ

 ところが、ビルの中の配線には主にマルチモードファイバは使われているのに、最近のインターネットの普及によってこれに10 億ビット毎秒以上の高速信号を流したいという要望があります。

 ファイバを張り替えてシングルモードファイバにしてしまえばよいのですが、これには工事が必要で、お金もかかります。それはもったいないので、このマルチモードファイバを取り替えずに高速信号を通すことはできないかと研究しています。そのためには、マルチモードファイバでも送信するモードをひとつだけにしてやれば、パルス広がりはなくなるはずです。これを実現する技術を研究しています。

 この研究は、時間とエネルギー(電気や労力など)を費やし、廃棄物を産み出す工事を行なわず、既存の施設を利活用してより良い生活環境をつくるという点ではエコ技術と言えます。

 千歳科学技術大学では、人と環境にやさしい研究活動を推進しています。


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