6月15日(水)     

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 今日は千歳市第1種自然環境保全地区に指定している地域の監視に行ってきました。

 自然環境保全地区とは、廃棄物の放置など生態系に影響を及ぼす行為を禁止している地区のことを指します。

 また、ここは水源涵養保安林として立入が禁止されている地域でもあり、これらの監視は生態系や自然を守る上で非常に重要な業務です。

 

 開始早々白い花が垂れ下がって咲いているハリエンジュの木を見つけました。

 たまたま、同日の午後に行ったみどり台公園にハナエンジュの木を見つけましたので併せて掲載します。 

ハリエンジュ  ②ハナエンジュ

 ①ハリエンジュ「針槐」=マメ科【別名:ニセアカシアなど】、

 ②ハナエンジュ「花槐」=マメ科【別名:バラアカシア、ハナアカシア、ヒスピタなど】

 開花時期=①・②とも6月から7月

 双方とも樹高は4mから20m以上になる落葉樹。

 双方とも北アメリカが原産の様ですが、公園樹や街路樹、蜂の蜜源などに利用されています。花の色は違いますがしだれて咲くさまはとっても美しく見栄えのある樹木です。

 ただし、繁殖力が強く街路樹など剪定が必要なところでは厄介者とされており、今回の写真も人工的に植えたものの種が飛散し保全地区まで入り込んでしまった様です。

 

コレイラン

 コケイラン(小蕙蘭)=ラン科

 開花時期=6月から7月 

 高さ30~40cmになる多年草でやや湿った林内を好むようです。

 花の白い部分(唇弁)に斑点の「ある」ものと「ない」ものがあるようなのですが、今回のはありませんでした。

 

野鳥の卵

 野鳥の卵を発見しました!

 おそらく直前で飛び立っていった鴨の卵ではないかと思われます。

 この先この卵たちは無事孵ることができるのでしょうか。はたまた天敵に食べられてしまうのでしょうか。

 いずれにせよ温かく見守るしかないようです。

 

 

 

6月23日(木) 

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 今日は駒里地区に行ってみたところ、色んな昆虫と出会いました。

 

オオミズアオ オオミズアオ裏

 オオミズアオ(大水青)=ヤママユガ科【別名:ユウガオビョウタンなど】

 おもに見られる時期=5~6月、7~8月(初夏と夏の2回発生する)

 成虫は口が退化しているため蓄えた栄養分だけで過ごし短命のうちに産卵をし一生を終えるようです。

 また成虫は毒を持って無いようなので、安心してきれいなオオミズアオを近くで観察してみてください。

 

シロヘリツチカメムシ

 シロヘリツチカメムシ(白縁土亀虫)=ツチカメムシ科

 体長6~8㎜。体には青藍色の光沢があり、側縁が白色を帯びています。幼虫の腹部は赤色。♀には卵を保護する習性があるようです。地表性で寄主植物からあまり離れないことも特徴のようです。

 道内ではあまりみられないカメムシのため、道に対し写真や情報を照会しているところであり、本当にシロヘリツチカメムシかどうかは確定されておりませんが、もしそうであれば環境省レッドリスト(準絶滅危惧)に、現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」として上位ランクに移行する要素を有するものと掲載されています。

 北海道においては外来種にあたるせいなのか、発見される機会が少ないためなのかわかりませんがレッドリストには載っておりません。

 ただし、発見した時は見たこともないカメムシにトキメキ、非常に興奮しました。

 

コミスジ コミスジ2

 コミスジ(小三條)=タテハチョウ科

 おもに見られる時期=5月、7月(春から秋にかけて1~4回発生する)

 濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウで、はねを開いてとまることが多い。

 林の周辺で見られ、滑空と小さなはばたきを繰り返す独特の飛び方をします。

 人の気配には敏感ですが、都市郊外でも普通に見られる。幼虫はマメ科植物が大好物です。

 

ウスバシロチョウ  ウスバシロチョウ

 ウスバシロチョウ(薄羽白蝶)=アゲハチョウ科

 おもに見られる時期=6月

 明るい林内や林間の草原でよく見かけ、エゾエンゴサクやムラサキケマンの花を好むようです。

 

 

 

6月27日(水) 

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登山中 東山 火口 ドーム裏側

 今日は樽前山に登頂しました。天気に恵まれ、普段は見ることができない動植物を見ることが出来ました。

 

タルマイソウ 

 タルマイソウ(樽前草)=ゴマノハグサ科【別名:イワブクロなど】

 開花時期=6月中旬~8月

 火山系の山の岩場や砂礫地に多い多年草で高さは10-20cmほどです。

 和名のイワブクロは、花冠が袋状になっていることから付いていますが、タルマイソウという名は、樽前山に多いことから付いています。

 身近な地名から名前が付いていると嬉しいですね。 

 

山頂の旅

 樽前山頂上にて第一テレビマン発見!

 

イワギキョウ 

 イワギキョウ(岩桔梗)=キキョウ科

 開花時期=7~9月

 高さ4~10cmになる多年草で紫色の小さな花がきれいなキキョウです。登山で疲れた体を癒してくれます。

 

ドロハマキチョッキリ ドロハマキチョッキリ2

 ドロハマキチョッキリ=オトシブミ科

 おもに見られる時期=5~10月

 5~7.5mmの光沢の美しい虫で山地に棲んでいます。

 オニシモツケやドロノキ、カエデ類などの葉を巻いてゆりかごを作り、その中に産卵します。

 この時も山頂で見つけ、あまりの美しさに食事をやめて見入ってしまいました。

 

 

 

6月30日(木) 

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ツルアジサイ ツルアジサイ2 

 ツルアジサイ(蔓紫陽花)=アジサイ科【別名:ゴトウヅル】

 開花時期=6~7月 

 山中にある高さ10~15mになる木で、他の木や岩上を這い登るツル性の植物です。

   

エゾサンショウウオ  

 エゾサンショウウオ(蝦夷山椒魚)=サンショウウオ科

 幼生を見つけました。順調に育っているようで安心しました。

 環境省レッドリスト=情報不足=評価する情報が不足している種。

 北海道レッドリスト=留意種=本道においては、個体群、生息・生育域ともに安定しており、特に絶滅のおそれはないが、保護に留意すべき種。

 として掲載されている両生類です。

 

ウメガサソウ ウメガサソウ2

 ウメガサソウ(梅笠草)=イチヤクソウ科

 開花時期=6~8月上旬

 高さ5~10cmの多年草で白く可愛い花が特徴の植物です。

 この時はまだつぼみでした。

 

アオイトトンボ

 アオイトトンボ(青糸蜻蛉)=アオイトトンボ科

 おもに見られる時期=7月から9月

 交尾中のアオイトトンボを見かけました。愛し合っている感じが伝わってきますね♡