平成23年第3回定例市議会以降における諸般の教育行政をご報告申し上げます。

 

(1 学校教育について)

 はじめに、学校教育についてでありますが、平成24年3月末をもって閉校となります、千歳市立真町中学校の開校40周年・閉校記念式典が歴代教職員、同窓生などを含め約600名が出席し、11月19日に挙行されました。  

 昭和47年1月の開校以来2,800余名の卒業生を輩出し、真町中学校の輝かしい歴史を築いてこられた歴代校長及び教職員のご尽力と保護者や地域の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。

 40年の歴史に幕が下りることは大変残念でありますが、母校がなくなる寂しい思いとともに、新しい学校生活における大いなる希望を述べた在校生の別れの言葉を聞き、子どもたちの思いは統合校となります千歳中学校へ引き継がれ生き続けることと思います。 

 真町中学校はその役目を全うし、閉校いたしますが、校舎は市民の長年の悲願となっておりました道立高等養護学校として、新たな役割を担っていくこととなっております。 

 今後とも地域及び関係者の皆様には、なお一層のご支援をお願い申し上げます。

  

 文部科学省は、毎年、読書活動に意欲的に取り組み、成果をあげている優秀な学校を表彰しておりますが、この度、平成23年度子ども読書活動優秀実践校として向陽台小学校が選ばれ、10月29日に仙台市で開催された表彰式において表彰されました。

 これは、日頃続けている全校朝読書や独自の読書週間の設定のほか、地域読書ボランティア「森ック」との連携による読み聞かせや本の修理、図書室の季節に合った飾りつけなどの地道な活動が評価されたものであります。  

 ご努力されてきた読書ボランティアの皆様に感謝申し上げますとともにこれを機に全ての学校に読書活動がより一層浸透するよう奨励してまいりたいと考えております。

 

 北栄小学校スクールバンドが、10月1日に旭川市の旭川大雪アリーナで、全道18団体が参加して開催された「第30回北海道小学校バンドフェスティバル」において、日頃の練習成果を十二分に発揮し、金賞を受賞しております。 

 

 北海道牛乳普及協会とホクレン農業協同組合連合会が主催する第24回「牛やミルクのある風景絵画コンクール」におきまして、東千歳中学校3年生の八木直美さんが北海道知事賞を、1年生の福田真子さんが銀賞を、2年生の佐藤瞳さんが銅賞をそれぞれ受賞しております。

  また、鹿追町教育委員会、神田日勝記念美術館、北海道新聞社が主催する第17回「馬の絵作品展」におきまして、東千歳中学校2年生の佐藤瞳さんが神田日勝記念美術館長賞を受賞、1年生の亀田くるみさんが入選、1年生の福田真子さんと3年生の八木直美さんが佳作に選ばれております。

  さらに、公益社団法人北海道森と緑の会が主催する平成23年度「緑化活動啓発作品」コンクール、ポスターの部において、東千歳中学校2年生の黒澤杏菜さんが最優秀賞、2年生の佐藤瞳さんが奨励賞を受賞しております。

 黒澤さんの作品は、来年度の北海道「緑の募金」のポスター・ちらしに採用されるとともに、公益社団法人国土緑化推進機構が主催する平成24年用国土緑化運動・育樹運動に係る啓発作品コンクールに推薦されることとなっております。

  

(2 青少年の健全育成について)

 次に、青少年の健全育成についてでありますが、10月19日に開催した、千歳っ子見守り隊と青少年指導員の合同講習会において、8千町民のたった一人の医師として昭和27年から平成12年まで浜中町で活躍されていた、医師の道下俊一氏から「津波が変えた私の人生-地域との関わり-」をテーマに講演していただきました。

 医療を行う一方で地域づくりは人づくりとの考えから、地域の青少年と一緒に行った様々な活動についてエピソードを交えて話され、参加者からは地域全体で子どもたちを育てるあり方を再認識したとの声が多く聞かれました。

  

 11月26日に子どもや保護者など約400名が参加して「なかよしさわやかDAY・いじめシンポジウム」が、千歳市民文化センターにおいて開催されました。

 基調講演では作家の西川つかさ氏が「教育は、競育から共育へ(人と競い合わせて育てるのではなく、親や子・教師と生徒が互いを思いやり、共に育つこと)」をテーマに、特別支援学級に通っていたご自身が転校を機にして出会った先生と深い信頼関係を築き、何ごとに対してもくじけなくなった自分の形成につながったことを紹介されました。

 引き続き行ったシンポジウムでは、各学校における「いじめ」未然防止の取組報告、さらには教員や保護者からも提言をいただき大変有意義なものとなりました。

 教育委員会といたしましても、「いじめは絶対に許されない行為」であることをあらためて確認するとともに、学校や家庭、地域の方々と連携を図りながら、今後もいじめ根絶に向けて取り組んでまいります。 

 

(3 社会教育について)

 次に、社会教育についてでありますが、「千歳サケのふるさと館」では、秋季企画展として写真家内山りゅう氏の「水とそこに棲む生きものと」をテーマにした写真展を9月15日から10月30日まで開催し、多様な水辺の生きものの命のきらめきを見事に捉えた作品に来場者は見入っておりました。

 また、秋の恒例行事となっている「ハロウィンイベント」が10月30日に開催され、会場となった「道の駅サーモンパーク千歳」には思い思いの仮装をした子どもや保護者が集まり、サモン君と一緒に仮装パレードをするなどハロウィンの一日を楽しんでおりました。

 

(4 スポーツ振興について)

 次に、スポーツ振興についてでありますが、9月から11月にかけて開催された各種スポーツ競技の北海道大会において、小学生から一般まで多数の選手が団体または個人の部で優秀な成績を収め、全国大会へ出場しております。

 このうち、10月7日から9日まで長野県長野市で開催された「第31回全日本早起き野球大会」では、「神出設計野球部」が熱戦を勝ち抜き見事初優勝を果たしております。

 また、10月9日に秋田県で開催された「東日本小学生ドッジボール大会スーパーリーグ2011」では、信濃小学校の「SHINANO DBC」が念願の初優勝を果たしております。

  両チームの、今後ますますの活躍を期待しております。

 

(5 文化活動について)

 次に、文化活動についてでありますが、北海道読書推進運動協議会が実施した平成23年度の優良読書グループ北海道表彰に、市民グループ「すみれ文庫」が選ばれました。

 「すみれ文庫」は泉沢向陽台地区で23年間にわたり、本の貸し出しや子どもたちへの読み聞かせを続けており、地域に根ざした継続的な活動が認められ受賞されたものであります。

  

 以上、申し上げまして、平成23年第3回定例市議会以降における教育行政報告といたします