平成22年第2回定例市議会の開会にあたり、教育行政の諸般についてご報告申し上げます。
 
はじめに学校教育についてでありますが、平成22年度における市内小中学校の学級編成及び児童生徒数につきましては、5月1日現在、小学校は17校で204学級、5,614名、中学校は9校で92学級、2,769名となっており、全体では、296学級で8,383名となり、昨年度と比較しますと、学級数で3学級、児童生徒数で110名の減少となっております。
児童生徒数の減少は、昨年度では37名の減でありましたが、今年度には110名が減少しており、少子化の進展が顕著となっております。
教職員の体制につきましては、校長、教頭、一般教職員などを合わせ、総勢534名となっております。
 
児童生徒の文化活動におきましては、富丘中学校リコーダー部が3月28日に東京で開催された第31回全国リコーダーコンテストに出場し、重奏部門、合奏部門の2部門で金賞を受賞する、全国的にも稀にしかないという快挙を達成しております。
 
特別支援学校の誘致につきましては、5月27日、千歳市議会副議長、総務文教常任委員会、誘致期成会とともに北海道教育委員会を訪問し、誘致を要望するとともに意見交換を行ったところであります。
さらに、今後も引き続き誘致活動を展開してまいります。
 
次に、社会教育事業についてでありますが、高齢者の学習活動の場として設置しました千歳高星大学が、平成22年度に20年目の節目を迎え、10期生の授業が開講いたしました。これまで370名を超える市民が受講し、生涯学習を実践しております。
建学の精神であります「夜空に輝く星の如く 心美しく より高い知性を求めて」に基づき、受講生一人ひとりが、豊かで生きがいのある人生を送るための知識や教養を身に付けるとともに、学んだことを地域社会に還元することを目標とし、学習活動に取り組んでおります。
 
次に、スポーツの振興についてでありますが、3月28日に第21回オリンピック冬季競技大会・バンクーバー大会のスピードスケート女子日本代表として活躍された、千歳育ちの穂積雅子選手を称える千歳市民栄誉賞贈呈式に引き続き、「バンクーバー五輪銀メダル・千歳市民栄誉賞受賞祝賀会」を千歳スケート連盟及び財団法人千歳市体育協会とともに、開催いたしました。
また、4月19日から20日にかけて、穂積選手の母校、日の出小学校、青葉中学校をはじめ市内の小中学校5校を訪問していただき、オリンピックでの体験や感動とともに練習の大切さを児童生徒に伝えていただきました。
このたびのご功績と栄誉を称えるとともに、さらなるご活躍をお祈り申し上げます。
 
3月6日から7日まで東京で開催された、「第14回全国少年少女選抜レスリング選手権大会」で、末広小学校の山田奈瑠亜さんが、少女の部小学5年生30キロ級で優勝するとともに、4月3日から4日まで東京で開催された「平成22年度ジュニアクィーンズカップ・レスリング選手権大会」において、小学校5・6年生の部30キロ級で準優勝し、2大会において輝かしい成績を収められました。
 
また、3月20日から22日まで広島県で開催された第35回全日本バトントワリング選手権大会で、市内在住の当時高校3年生だった渡辺由香里さんがスリーバトン高校部門で優勝し、昨年に続く2連覇を達成されました。
今後もますます活躍されることを期待しております。
 
次に、埋蔵文化財センターが旧長都小中学校に移転し、4月1日オープンいたしました。
常設展示は、古代人の精神文化に思いをはせる「こころの文化」、古代の道具類を展示する「くらしの文化」、北海道や支笏湖の生成過程と千歳川がもたらす自然の恵みを示す「千歳のおいたち」、長都地区や長都小中学校の歴史をしのぶ「長都のうつりかわり」という4部構成として展示しており、4月末までの来場者数は約150名となっております。
また、長都地区に住む方を対象としました見学会では、参加された約40名の皆さんが長都地区や学校の歴史をたどり、懐かしい思い出に浸るひと時を過ごしていただきました。
今後は、テーマを特定した企画展示、勾玉や石器作りなどの体験型学習会、講演会などの開催を予定しております。
 
次に、指定管理者による事業についてでありますが、市立図書館では、「子どもの読書週間」記念事業として、絵本作家のとよたかずひこ氏による講演会「しんぱいごむよう!ももちゃんといっしょ」が開催されております。
また、公民館では、4月に平成22年度「公民館教室」の受講者を募集し、5月からパソコン入門など35教室が開講しております。
 
財団法人千歳青少年教育財団が運営する「千歳サケのふるさと館」では、本年4月から活動を応援していただく「サポーター会員制度」を導入しました。
千歳市民とともに、全道各地や本州にお住まいの方からもご入会をいただき、その数は既に900名を超えております。
 
特別展としまして、「釣りキチ三平」の作者として有名な漫画家の矢口高雄氏と、鳥類を中心に撮影されている写真家の嶋田忠氏による夢のコラボレーション展示が4月24日から6月6日まで開催されております。
嶋田氏の撮影された生物の躍動感と矢口氏が描く日本の原風画ともいえる美しい漫画の世界は、訪れた方から大変好評を得ております。
また、5月5日には「サーモフェスティバル」を開催し、ボランティアグループによる音楽演奏や泉沢小学校の保護者サークル「千舞泉美太鼓」の演奏、さらにはサケの稚魚放流では500名を超える参加者があり、多くの方々に楽しんでいただきました。
 
以上申し上げまして、平成22年第1回定例市議会以降の教育行政報告といたします。