平成20年6月教育行政報告
平成20年第1回定例市議会以降の教育行政の諸般についてご報告申し上げます。
はじめに学校教育についてでありますが、市内小中学校の学級数及び児童生徒数につきましては、5月1日現在、小学校は17校で210学級、児童数5,695人、中学校は9校で90学級、生徒数2,835人となっております。
全26校では、300学級で児童生徒数8,530人、昨年度と比較しますと、学級数では4学級の増加となっているものの、児童生徒数では28人の減少となっております。
教職員の状況につきましては、校長、教頭、一般教員等を合わせ、総勢529人の体制で新学期を迎えております。
富丘中学校リコーダー部は、3月30日に東京都で開催されました「第29回全日本リコーダーコンテスト」に出場し、銀賞を受賞いたしました。リコーダー部は、過去の全国大会において数多くの輝かしい成績を収めており、今後もその活躍に期待しているところであります。
3月26日から28日にかけて三重県伊勢市で開催された「平成19年度中学生ソフトテニス都道府県対抗大会」に北海道代表として女子個人戦に出場した、千歳中学校3年生の米田友花(よねだゆか)さんが、練習の成果を発揮しベスト16に入る健闘を見せました。
道立高等養護学校の誘致運動についてでありますが、4月30日に「千歳市への道立高等養護学校誘致期成会」の会長をはじめ役員の方々が、北海道教育委員会教育長に対し、要望書及び市民の皆さまなどからいただいた52,404筆の署名を提出してまいりました。
今後も、期成会と力を合わせて、積極的に誘致運動を展開してまいります。
5月28日に、「市制施行50周年」、「ジュニアエイトサミット 2008千歳支笏湖」の開催記念事業として、児童・生徒、教育関係者ほか約4,000人の参加のもと、青葉陸上競技場において、環境をテーマとした~人と地球の明日を考える~「ちとせっ子未来フォーラム」を開催し成功裏に終了することができました。
フォーラムでは、各小中学校の代表24人がC.W.ニコルさんを囲み、地球環境を中心に語りあいました。
児童・生徒のフォーラム参加が、地球環境の保全に対する意識の高揚と環境教育の充実につながるものと期待しているところであります。
次に、北海道教育委員会からの受託事業として、昨年に引き続きスクールカウンセラーを配置しておりますが、本年度は、配置校が3校増えて、中学校7校、小学校2校となっております。
また、市のスクールカウンセラー配置事業では、本年度も小学校4校と教育委員会青少年課に臨床心理士を配置し、児童・生徒をはじめ、保護者、教員などへの専門的な指導・助言を行っております。
さらに、児童の身近な相談相手として「心の教室相談員」を6月から新たに10名増員し、小学校13校に配置しております。
子どもたちの相談と問題行動の未然防止に大きな役割を担っております。
次に、児童・生徒の安全対策についてでありますが、「千歳っ子見守り隊」が設置されてから2年が経過いたしました。
不審者の発生件数を見ますと、平成18年度の58件に対し平成19年度では31件と27件減少しております。
教育委員会といたしましては、児童の登下校時の安全対策を目的として設置した「千歳っ子見守り隊」の抑止効果が現れたものと考えており、隊員の皆様の日ごろのご努力に感謝申し上げます。
また、不審者情報につきましては、各小中学校等への周知や、ホームページ掲載による市民への周知を行っておりますが、さらに、今年度からは、希望する市民の方の携帯電話やパーソナルコンピュータにメールを配信することにより注意を促し、より一層の安全対策に努めております。
次に、生涯学習及び社会教育についてでありますが、千歳市民活動交流センター「ミナクール」につきましては、市提案型の市民協働事業として管理運営実施団体について募集を行い決定した「ミナクール運営協議会」と4月1日に協定を締結し、運営を移行いたしました。
今後は、市民活動団体により市民の発想などを十分取り入れた運営が成されることを期待するところであります。
また、同じく市提案型の市民協働事業として管理運営実施団体について募集を行いました「市民のIT技能習得のサポート事業」につきましては、実施団体として決定した「ちとせIT市民の会」により、4月から市民ギャラリーにおいて、IT講座や基礎講座など18講座に201人の市民が受講しております。
次に、子どもたちの安全で健やかな居場所づくりのため、行政、学校、地域の連携のもとで「学習活動の学びの場」や「スポーツ・文化活動の体験の場」、「世代交流の場」などをとおして児童の健全育成を図るものとした「放課後子ども教室推進事業」の実施に向け、4月に「千歳市放課後子どもプラン推進作業部会」を設置いたしました。
今後、作業部会では、平成21年度に「(仮称)放課後子ども教室」を試行的に1か所開設するため調査・検討を行い、さらに、具体的に取り組むための運営協議会の立ち上げなどに取り組んでまいります。
次に、スポーツの振興についてでありますが、6月1日に「第28回千歳JAL国際マラソン」が新緑に包まれた青葉公園、支笏湖間の林間を会場に開催されました。
新たに実施した団体戦を含め、参加申込みは過去最高の9,911人となったものの、あいにくの雨と気温低下のため出走者は8,593人となりましたが、全国から集まったランナーが健脚を競い合い、無事終了することができました。
市民ボランティアの方々をはじめ、大会運営を支えていただきました多くの皆さまのご支援・ご協力に対しまして感謝申しあげますとともに、今後も市民に愛される大会として発展するよう努めてまいります。
次に、学校給食についてでありますが、学校給食制度を維持するため、各学校に対して給食費納入の取り組み強化を指導するとともに、学校担当者と学校給食センター職員との情報の共有と連携を図り、収納率の向上に努めてまいりました。
その結果、平成19年度の収納率は98.87%と、平成18年度に対し約1ポイント改善いたしました。
なお、今年度から、収納率向上のため学校給食費収納推進員を新たに配置したところです。
次に、指定管理者による事業についてでありますが、4月から指定管理者制度を導入した公民館では、公民館教室の受講生を募集したところ、38教室に昨年を上回る697人の応募があり、5月から各教室が公民館と市民文化センターにおいてスタートしており、市民の生涯学習に資するものと考えております。
市立図書館では、4月に自然公園財団支笏湖支部から、「姉妹」などの作品で知られる千歳出身の作家畔柳二美(くろやなぎふみ)さんの書籍や写真、身の回り品など126点の寄贈がありました。
これらの資料につきましては、図書館の常設展示「畔柳二美展」として5月1日から郷土資料コーナーで公開しております。
多くの市民の皆さまに、郷土が生んだ作家について知っていただきたいと思っております。
また、市民文化センターでは、自主文化事業として4月11日に「春風コンサート」を開催し、多くの方々にご来場いただき、楽しいひとときを過ごしていただきました。
また、5月1日から31日まで、千歳市在住の写真家嶋田忠(しまだただし)さんの、鳥たちのすばらしい作品を鑑賞していただく「嶋田忠収蔵写真展」を開催し、多くの方々に野鳥の生き生きとした表情や自然界の美しさを堪能していただきました。
財団法人千歳青少年教育財団が運営しております「千歳サケのふるさと館」では、5月19日に入館者数が300万人を達成することができました。
今後とも、精力的に営業活動を行うとともに、体験学習や展示内容に工夫を凝らし、魅力ある施設としての機能強化を図るほか、企画展などの開催に努めてまいります。
登録日: 2008年9月29日 / 更新日: 2008年9月29日




