平成19年9月教育行政報告
平成19年第3回定例市議会の開会にあたり、教育行政の諸般についてご報告申し上げます。
まず、学校教育についてでありますが、中学生の職業体験として、真町中学校、北斗中学校、向陽台中学校の3校が、文部科学省の「平成19年度キャリア教育実践プロジェクト」の指定を受け、9月から11月にかけて、市内約50企業の協力をいただき、それぞれ5日間の職場実地体験を行っております。
これまでも、職場体験を独自に実施している学校もありますが、社会人としての自覚を中学校在学中から身に付けさせることや主体的な進路の決定などを促すうえで、大きな効果があると考えておりますので、今後とも奨励してまいります。
7月15日に秋田市で開催された「第13回秋田長持唄全国大会」において、緑小学校6年生の須藤栞(すどうしおり)さんが、中学生以下の少年少女の部で最優秀賞を、さらに、8月5日に滝川市で開催された「全道少年少女民謡決勝大会」においても、少年少女の部で優勝という輝かしい成績を収められました。
また、7月15日に三笠市で開催された「第15回北海盆唄全国大会」では、末広小学校3年生の小田桐結香(おだぎりゆいか)さんが、幼年の部で優勝し、7月16日に東京都で開催された「第46回青少年民謡全国大会」では、桜木小学校5年生の大西莉華子(おおにしりかこ)さんが、小学生高学年の部で優秀賞を受賞しております。
さらに、8月18日・19日に東京都で開催された「第9回民謡民舞少年少女全国大会」では、北陽小学校6年生の蔵谷翔一(くらたにしょういち)君が入賞され、緑小学校3年生の浅尾健志(あさおつよし)君が薦田(こもだ)奨励賞を受賞しております。
また、8月21日から、仙台市で開催された「第38回全国中学校ソフトテニス大会」では、富丘中学校3年生の吉田憲人(よしだけんと)君と高橋勇樹(たかはしゆうき)君のペアが第5位に入賞するなど、全国レベルの選手へと飛躍し、益々の活躍が期待されるところであります。
特別支援教育につきましては、通常学級に在籍する障がいのある児童に対し、学校生活の介助や学習活動の支援を行うため、「特別支援教育支援員」を、第2学期から、末広小学校、高台小学校、桜木小学校、祝梅小学校の4校に配置しております。
今後も学校の状況を十分見極め、必要な学校に配置してまいります。
特別支援学校の誘致についてでありますが、去る8月24日、11,358筆の署名とともに、市長をはじめ、本市選出の道議会議員、市議会議長、教育委員会委員長のほか、市内各支援団体などの連名で、北海道知事、北海道議会、北海道教育委員会へ要望書を提出し、本市における特別支援教育の現状や実績を説明し、本市への設置を要望してまいりました。
北海道知事からは、財政状況は厳しいものの、要望の趣旨を踏まえ検討するとの回答をいただくなど、一定の理解をいただけたものと受け止めております。
今後とも、市民への広報活動や署名活動等を通じて気運を高め、市民一丸となった粘り強い取り組みを続けてまいります。
次に、生徒指導につきましては、北海道教育委員会の事業として、中学校6校にスクールカウンセラーを配置しておりますが、小学校におきましても、市の単独事業として、8月より小学校4校と教育委員会青少年課にスクールカウンセラーを配置し、月1回の相談や指導業務を行っております。
今後とも、児童・生徒や保護者などの悩みに応えるため、教育相談体制の充実に努めてまいります。
学校給食センターにつきましては、6月に、当センターへ食材を納入している食肉加工卸業者「ミートホープ株式会社」による牛肉ミンチ偽装問題が発覚し、さらには、当センターへ納品している鶏肉の産地偽装の疑いが報道されました。
事件発覚後、直ちに同社との契約を解除し、千歳市学校給食物品購入等の登録業者の資格を取り消しております。
産地偽装の真偽につきましては、現在、北海道警察において捜査中でありますが、ミートホープ株式会社以外の肉類納入業者3社に対しましては、信頼を失うような行為を行わないよう申し入れるとともに、産地確認方法の検討と資料提出などの協力を求めるなど、今後とも、学校給食の安全性確保に努めてまいります。
次に、社会教育事業についてでありますが、6月から8月にかけて、「ステップアップママさん教室」や「家庭教育講演会」、「男性のための子育て講座」を実施したほか、8月25日には「千歳市民教養セミナー」として、北海道在住の作家小檜山博(こひやまはく)氏を講師に講演会を開催し、多くの市民が熱心に受講されました。
7月28日から31日までの4日間、千歳市と指宿市との青少年相互交流事業として、千歳市から小学6年生16名が指宿市を訪問しました。
今年で13回目となりますが、指宿市民のあたたかい歓迎を受け、連日の猛暑の中、ホームステイやさまざまな体験活動を通じて、南九州の生活や文化、気候など北海道との違いを肌で感じるとともに、指宿の子どもたちとの友情を深めました。
次に、スポーツの振興についてでありますが、7月28日から30日に滝川市で開催された「天皇賜杯第62回全日本軟式野球大会南北海道大会」で「神出設計ポプリ」が優勝し、10月に大分県で開催される全国大会に北海道代表として出場するほか、9月1日から2日に中標津町で開催された「第37回北海道朝野球大会」においても優勝し、来年10月に愛知県で行われる全国大会に北海道代表として出場することが決定しております。
6月30日から7月1日に小樽市で開催された「第27回全日本バレーボール小学生大会南北海道大会」で、千歳バレーボール少年団女子チームが初優勝を果たし、8月14日から東京都で開催された全国大会に出場しました。
7月28日に大阪市長居陸上競技場で開催された「第23回全国小学生陸上競技交流大会」に、千歳陸上競技スポーツ少年団に所属する桜木小学校6年生の佐々木崇(ささきたかし)君と日の出小学校6年生の谷越千佳(たにこしちか)さんが、走り高跳びの北海道代表として出場し、両選手とも決勝進出の好成績を収められました。
8月1日に日本武道館で開催された「平成19年度全日本少年武道(銃剣道)錬成大会」で、千歳少年銃剣道クラブが団体試合錬成小学5・6年生の部で3位を、北陽小学校3年生の野澤帆希(のざわほまれ)さんが個人試合錬成小学3年生の部で準優勝するなど、日頃の練習の成果を存分に発揮されました。
8月1日から2日にカナダ・ハミルトン市で開催されたバトントワリングの「第3回WBTFインターナショナルカップ」のジュニア・スリーバトンの部で、市内在住の高校1年生渡辺由香理(わたなべゆかり)さんが、世界各国の選手を抑え優勝という偉業を達成されました。
今後も、ますます活躍されることを期待しております。
9月13日から17日までの5日間、道南、道央地域を中心に「’07ツール・ド・北海道国際大会」が開催され、16日の第5ステージでは、支笏湖周辺を国内14チームと国外6チームの計20チームがスピード感溢れる走りを見せ、沿道の方々に大きな驚嘆を与えてくれました。
また、この競技と並行して、伊達市大滝区を起点、支笏湖畔を終点とする個人ロードレースが開催され、千歳市民はもとより道内を中心に400名あまりの一般参加者が健脚を競い合いました。
次に、温水プールについてでありますが、8月16日、レジオネラ属菌が検出されたことに伴い、直ちに施設を休館し、千歳保健所の指導を受けながら、全施設の完全換水と除菌のための消毒を行いました。
再度実施した水質検査について、8月25日に検査機関から「陰性」の報告を受け、安全性が確認されたことから、翌8月26日から営業を再開しております。
教育委員会といたしましては、この度の事態を厳粛に受け止め、皆さまに安心してご利用いただけるよう、衛生、安全面に留意し再発防止に努めてまいります。
7月16日の海の日にオープン記念日とあわせ、温水プールの半額開放を行ったところ942名の利用がありました。
また、夏休み期間中に休館日の月曜日を開館したところ、3日間で1,068名の利用がありました。
今後も、多くの家族が楽しむことのできる環境づくりに努めてまいります。
財団法人千歳青少年教育財団につきましては、7月28日から8月5日までの間「緑の村キャンプ大会」を開催し、指導者を含む約370名の市内小中学生が、テント生活やレクリエーション活動などを通じ交流を深めることができました。
また、第58回全国植樹祭のため北海道を行幸啓されておりました天皇皇后両陛下が、6月24日、「千歳サケのふるさと館」をご視察され、サケを中心とした北方圏の淡水魚について、ご質問を交えながら観察されておりました。
次に、指定管理者による事業についてでありますが、市立図書館では、動く紙芝居と称される「パネルシアター講習会」や「手作り絵本教室」、劇団さっぽろによる「三まいのおふだ」公演を実施したほか、市民文化センターでは、「アニメ上映会」や「空飛ぶ笛2007千歳プラネタリウム」、「爆笑! お笑いバトル2007inちとせ」を実施しております。
また、市民ギャラリー文化事業として、具象絵画のすばらしさを多くの市民に観賞していただくため、「第1回北海道現代具象展・千歳展」を8月14日から23日まで開催しております。
以上申しあげまして、平成19年第2回定例会以降の教育行政報告といたします。
登録日: 2007年9月27日 / 更新日: 2007年9月27日




