平成19年3月教育行政報告
平成19年第1回定例市議会の開会にあたり、教育行政の諸般について、ご報告申し上げます。
去る2月26日、「千歳市の教育を考える市民会議」から、3つの目標、20の提言からなる提言書が教育委員会に提出されました。
平成17年10月の会議設置以来、千歳市の特性を活かした新たな教育のあり方について、市民の視点から熱心に議論していただきましたことに対し、心から敬意を表します。
この提言内容につきましては、その趣旨を十分尊重し、教育委員会会議や社会教育委員の会議などを通して審議を深め、今後の教育行政に反映させてまいりたいと考えております。
次に、学校教育についてでありますが、2月21日、末広小学校が、平成18年度の「石狩管内教育実践奨励表彰」を受賞いたしました。
長年取り組んできたアイヌ文化の学習に加え、文部科学省の指定を受け実施してきた国語力向上モデル事業での、「確かな学力と他者と関わる力を育む指導」が評価されたものであります。
また、中学・高校生の優れた理科研究に贈られる、第50回日本学生科学賞の中央審査において、北海道で高校1校、中学校1校が入選し、そのうちの1校として、青葉中学校の科学クラブが3等に入選いたしました。
受賞した内容は、千歳市の特色を生かした「積雪の研究」でありましたが、受賞した生徒たちはもとより、市内の子どもたちの大きな自信につながったと感じております。
本年で5回目を迎える「サイエンス会議」が、去る2月17日、千歳科学技術大学を会場に開催され、小学校14校15グループ、中学校6校8グループ、総勢111人の児童生徒が、総合的な学習の時間で取り組んだ成果を、それぞれが工夫を凝らした内容で発表しておりました。
この会議を通じて、子どもたちの発表する内容や態度も年々向上してきており、総合的な学習の時間の中で、表現力や探求心が着実に培われてきているものと確信したところであります。
昨年10月から、千歳市教育委員会、千歳科学技術大学、ホトニクス・ワールド・コンソーシアム(PWC)などが連携し、市内の小中学生を対象に、家庭学習支援事業として「e-カレッジ」の取組みを展開してまいりました。
これは、子どもたちが「e-ラーニングシステム」を利用し、家庭で自学自習できるものであり、今年度は、317人の小中学生が登録をしております。
2月17日、このシステムを積極的に利用した98人に、千歳科学技術大学から修了証書の交付が行われ、この中でも特に利用の多かった6人に対し、表彰状が贈られたところであります。
いじめ問題につきましては、各学校が、共通の認識と行動のもとに、いじめの早期発見と未然防止を図るため、いじめ対応マニュアルの見直しを行ったところであり、いじめ根絶に向けた指導の徹底、相談体制の充実に努めているところであります。
なお、北海道教育委員会が実施しました「いじめに関する実態等調査」につきましては、3月下旬頃に結果が発表される予定となっております。
児童生徒の登下校時の安全対策として取り組んでおります「千歳っ子見守り隊」事業につきましては、現在、保護者や地域の方々の協力をいただき、1,339名の登録となっております。
登下校時における不審者情報は、前年度に比べ減少傾向にあるものの、今後も、学校、保護者、地域、関係機関とも連携を図りながら、児童生徒が「安全」で「安心」できる環境整備の充実に努めてまいります。
北海道教育委員会では、学校における食の指導の充実を図るため、本市学校給食センターに配属されております学校栄養職員3名のうち2名を、1月16日付けで栄養教諭に兼務発令いたしました。残り1名につきましては、教諭免許取得後の4月1日に、栄養教諭との兼務発令が予定されております。
今後は、給食センターの栄養職員と学校配置の栄養教諭としての身分を兼ね、学校給食の安全管理と学校における食の指導に従事することとしております。
次に、生涯学習についてでありますが、2月24日、市民35名の参加により、「ひとづくり・まちづくりリーダーの養成」を目的とした「ひと・まち工房学習会」が開催されました。
「秘められた千歳の力」を題材に、千歳の未来とリーダーの必要性、その役割について学習を深めました。
今後とも、学習と実践を通して市民活動のリーダーを養成する「ひと・まち工房」を積極的に支援してまいります。
次に、社会教育事業についてでありますが、千歳市・指宿市青少年相互交流事業は、12月23日から26日までの日程で、指宿市の小学生と引率者19人が本市を訪れ、スキーや冬の北海道の生活を体験するホームスティを通して、市内の小学生との友情の輪を広げることができました。
1月8日、新成人の門出を祝う「はたちの集い」を市民文化センターで開催し、厳粛な中にも和やかな雰囲気で行われました。
当日は、式典のほか、太鼓演奏のアトラクションや新成人交流広場での語らいなどを通して、700人の若人の前途を祝福いたしました。
2月21日、社会教育の向上に大きく貢献した個人・団体を表彰する「石狩管内教育実践奨励表彰」に、千歳市レクリエーション協会が選ばれました。
出前講座の支援協力など、地域住民の活動を支える献身的な取り組みが、高く評価されたものであります。
次に、市民文化センターについてでありますが、市民文化交流事業といたしましては、12月17日に、第15回市民音楽教室「ふれあいクリスマスコンサート2006」を開催しました。
来場された約800人の観客は、クリスマスにちなんだ音楽を中心に、指揮者体験コーナーを盛り込んだ、楽しい演奏会のひとときを過ごされておりました。
自主文化事業といたしましては、1月21日、「角田健一(つのだけんいち)ビッグバンドコンサート」を開催いたしましたが、来場された344人全員が、なじみのあるジャズ演奏を大いに満喫しておりました。
自主文化事業といたしましては、1月21日、「角田健一(つのだけんいち)ビッグバンドコンサート」を開催いたしましたが、来場された344人全員が、なじみのあるジャズ演奏を大いに満喫しておりました。
市民ギャラリーにおきましては、1月27日から2月7日まで、市内在住の写真家、嶋田忠(しまだただし)氏から寄贈いただいた写真を、嶋田忠写真展「野生の瞬間」として開催したところ、約800名の市民が来場し、アカショウビンやカワセミなど、97点の作品を鑑賞していただきました。
次に、スポーツの振興についてでありますが、2月11日に第31回ちとせホルメンコーレンマーチが駐日ノルウェー王国大使をお迎えし、青葉公園及び林間コースで開催されました。
本大会では、例年、33キロ、8キロ、4キロの3種目が設定されておりますが、33キロにつきましては暖冬の影響により、大会運営に必要なコース整備ができない状況から、急遽、8キロに変更し、距離を短縮して実施されました。
378名の参加申込みのうち33キロ参加者は226名おり、市民の皆様を始め、市外から参加された多くの方々にご迷惑をおかけすることになりましたが、8キロ、4キロコースでは例年どおり選手の力走が随所に見られ、盛会のうちに無事終了することができました。
温水プールにおきましては、1月28日に「第8回新春市民水中レクリエーション大会」を開催し、未就学児から高齢者まで、これまでで最高の222名の参加がありました。
水中運動による冬季間の運動不足の解消はもとより、異世代の交流が図られるなど、盛会のうちに終了したところであります。
以上申し上げまして、平成18年第4回定例会以降の教育行政報告といたします。
登録日: 2007年4月17日 / 更新日: 2007年5月9日




