基本計画各論 第2章-1-(2)自然環境の保全 アーカイブ
新長期総合計画基本計画 基本計画各論
第2章 安全で人と地球にやさしい都市づくり
1.人と地球にやさしい環境都市
(2)自然環境の保全
現状と課題
千歳市は清澄な水をたたえる支笏湖や清冽な河川、豊かな森林に恵まれ、多種多様な野生生物が生息生育しています。しかし、都市化やさまざまな経済社会活動に伴い自然環境に与える影響が懸念されており、総合的な自然環境保全対策の充実が求められています。このため、かけがえのない良好な自然環境の保全や復元を図るとともに、自然に接し自然の持つ機能や役割を学び、自然のしくみに対する理解を深めていくことが必要です。
近年、アウトドアレジャーや自然探索など、うるおいや安らぎを求めて自然に親しむ人々が増える一方、自然に対するモラルの欠如による野生動植物の乱獲や傷病動物の増加が問題となっています。このため、自然に対する知識や保全意識の普及を図り、人と自然が共生できる社会づくりを進めていくことが必要です。
千歳市は河川・湖沼・地下水などの恵まれた水環境を有しており、これら水環境を良好な状態で保全することが、市民の健康で安全な生活を確保するうえで極めて重要です。特に千歳川の水はさまざまな用途に使用されているため、水環境への負荷の低減に努めるとともに、水質・水量・水生生物や水辺環境を含めた生態系の保全に配慮した総合的・計画的な取り組みが必要です。
基本方向
1人と自然が共生する環境の創出
自然環境に関する各種調査・研究とともに自然環境の適正な保全を進め、生態系の変化などの把握に努めます。また、自然環境や生態系に関する学習機会を通じて、保全思想の普及や啓発を推進します。さらに、自然とふれあい、親しめる場の整備や機会の充実を図ります。
施策の体系
自然環境の保全
人と自然が共生する環境の創出
- 自然環境の適正な保全
- 生態系の変化の把握
- 自然環境保全思想の普及・啓発
- 自然とのふれあいの場や機会の提供
- 水環境の保全
主要施策
1人と自然が共生する環境の創出
自然環境の適正な保全
自然環境に関する調査・研究を進めながら市民の理解と協力のもと、特に良好な自然環境を自然環境保全地区として指定するなど、かけがえのない自然環境の保全に努めます。
生態系の変化の把握
生態系に関する調査・研究を進めながら、自然環境の回復や復元をはじめ消滅・減少傾向にある野生動植物の保護に努めます。また、生態系に関する学習機会の提供を充実し、野生動植物に対する市民の保護意識の高揚を促進します。
自然環境保全思想の普及・啓発
地域や教育機関との連携により、自然のしくみや野生動植物の知識、自然と親しむマナーなど自然環境保全を促す情報提供や学習機会を充実し、保全思想の普及に努めます。また、自然環境保全に関する市民活動の支援や傷病野生動物の保護システムの整備を進めます。
自然とのふれあいの場や機会の提供
自然環境を適切に活用し、自然に親しみ、うるおいや安らぎが感じられる場や機会の充実に努めます。また、自然に関する知識やモラルが学習できる場、身近な生き物とふれあえる場の整備を進めます。
水環境の保全
千歳川の水はさまざまな用途で利用されているため、水環境への負荷の低減に努めるとともに、流域市町と連携を図り広域的に水環境の保全への取り組みを進めます。
主要事業
人と自然が共生する環境の創出
- 自然環境保全基礎(追跡)調査事業
- グリーンマイスター派遣事業
- 身近な自然ふれあい事業
- ビオトープ・モデル事業
- 緑のダイヤモンド計画事業(再掲)




