平成21年度に生ごみ処理機等購入費助成を受けた方に対するアンケート結果(22年度実施)
アンケート調査へのご協力ありがとうございました
この調査結果概要は生ごみ処理機を購入された皆様からお寄せいただいた貴重な「声」です
現在使用中の方、これから購入予定の方は、ぜひご参照ください
1 調査対象
平成21年度に購入助成を受け、生ごみ処理機等を購入した161人
2 調査方法
郵送によるアンケート用紙の送付、及び回収
3 回答数
144人(回答率89.4%)
4 調査項目
現在の使用の有無、設置場所、虫の発生、臭気、音、電気代、完成した堆肥の利用、燃やせるごみの減少、購入費助成制度、工夫した点や気のついたこと、など
5 結果概要
1)回答率
- 電動生ごみ処理機購入費助成者84人中、74人から回答(回答率88%)
電動生ごみ処理機は、生ごみを電気熱で乾燥させ、粉砕して減らしたり(乾燥式)、生ごみを電気で保温、攪拌しながら、微生物により分解し減らす方式(バイオ式) - コンポスト購入費助成者81人中、74人から回答(回答率91%)
コンポストは、土の上に置き、常温で生ごみを微生物により分解し減らす方式
2)現在の使用の有無
- 電動生ごみ処理機は、74人中、91%にあたる67人が使用中である
使用していない人は5人(7%)であり、「臭いや音が気になる、電気代が負担になる」、が主な理由であった - コンポストは、74人中、95%にあたる70人が使用中である
使用していない人は4人(5%)であり、「雪のため冬期間は使用していない」、が主な理由であった
3)設置場所
- 電動生ごみ処理機は、74人中、76%にあたる56人が屋内に設置
- コンポストは設問なし
4)虫の発生
- 電動生ごみ処理機は、74人中、7%にあたる5人が「発生する」と回答
- コンポストは、74人中、74%にあたる55人が「発生する」と回答
コンポストでは、虫の発生に対応するため、多くの人が様々な対策を講じていた
5)臭気
- 電動生ごみ処理機は、74人中、57%にあたる42人が「気になる」、「ある程度気になる」と回答
- コンポストは設問なし
6)処理機の音
- 電動生ごみ処理機は、74人中、49%にあたる36人が「気になる」、「ある程度気になる」と回答
- コンポストは設問なし
7)電気代
- 電動生ごみ処理機は、74人中、16%にあたる12人が「増えた」と回答し、金額は500~1,000円/月程度が多い
一方、30%にあたる22人が「変わらない」、54%にあたる40人が「分からない」と回答しており、深夜電力の利用や、増えても少額のため気にかけていないことが理由と思われる - コンポストは設問なし
8)出来あがった堆肥の利用
- 電動生ごみ処理機は、74人中、95%にあたる70人が家庭菜園などで利用している
利用時期は春から秋にかけてが多い - コンポストは、74人中、89%にあたる66人が家庭菜園などで利用している
利用時期は春、秋、夏の順で多い
9)燃やせるごみの減少
- 電動生ごみ処理機は、74人中、72%にあたる53人が「減少した」と回答
- コンポストは、74人中、76%にあたる56人が「減少した」と回答
10)コンポストの購入
- コンポスト購入者74人中、38人は今回初めて使用、35人は以前から使用していたと回答
11)購入費助成制度
- 電動生ごみ処理機は、74人中、99%にあたる73人が「継続したほうが良い」と回答
- コンポストは、74人中、92%にあたる68人が「継続したほうが良い」と回答
12)使用に当たって、工夫した点や気のついたことなど (主なもの)
電動生ごみ処理機
(ア) 機器の使い方に関すること
- 十分な水切りを行ってから生ごみを投入することが消費電力の削減につながる
- 投入量によっては処理に時間を要するため、就寝前にスイッチを入れるようにした(作動中は熱風や臭いが発生するため)
- 機器の使用以前に、小バエの発生など、生ごみの保管に注意が必要である
- 当初は屋内に置きたかったが、家族の要望により車庫内に置かざるを得なくなった
- 一時期挫折しかけたが、使用を習慣にすると便利になった。特に夏場は、生ごみの臭
いがなくなり、とても良い - 夏から秋にかけては、猫やカラスが掘り起こしそうなもの以外は、処理機を使用せず庭
に埋めることが多かった - 甲殻類、大根のつま、魚の骨など一部処理できないものがあり、その点が残念であった
- 生ごみをそのまま入れたら固まって機械が作動しなかった。乾燥させてから入れないと
処理できなかった - 夏の間はコンポストを使用し、電動のものは冬期間のみ使用した
- 電気代が安い時間帯に、タイマーをセットし使用している
- 夜間、深夜電力を利用できる時間帯に使用している
- 処理機を台の上に載せ、生ごみを投入し易いよう工夫した
- 4~10月はコンポストを、11~3月の積雪時に電動の処理機を使用した
- 水切りに時間がかかったが、生ごみを一度にたくさん入れないようにした
処理機の価格が高いので、もう少し安くなれば良いと思う
助成していただき、感謝している
(イ) 虫・臭い・音対策に関すること
- 臭いが気にならないよう、回すときコーヒーがらを一緒に入れている。そうすると、コーヒーの匂いがする
- 野菜くずは水を切り、短時間で処理できるよう工夫した。生魚は臭いが気になるため、冬の間は燃やせるごみで出し、夏場は処理機にかけ、早めに畑に入れている
- 処理機でできた生ごみの残さ物について、説明書に従い堆肥化を試みたが、臭いと虫の発生のため、現在はコンポストと併用し、処理している
- 乾燥に時間がかかるためコンポストの方が便利と思う。夏場はコンポストは虫が湧くので、電動のものを使用している
- 処理機の中に生ごみをたくさん溜めてから作動させると臭いが強くなるため、まめに処理するようにしている
- 臭いが気になるため(車に移ることもある)屋外に設置できればよかった。その際、盗難防止や設置のためのグッズ、又は、車庫内の排気装置などが必要となる
- 乾燥させた生ごみは湿気ると臭いがひどくなるので、すぐ土に返せない冬の間は、燃やせるごみで出している
- 乾燥式のものを使用したため、ごみの量が減り、ごみ袋から水が垂れることもなくなった 屋内での使用は臭いが気になったが、使用の都度ベランダに出すことにより気にならなくなった 乾燥するまで3時間程度かかるため、その間コードのため窓が閉められず、冬期間は使用しづらい
- 野菜くずはそれほどでもないが、特に魚、イカなどの生ごみは部屋の中がとても臭うため、周りの窓を全開にしなければならず、使用時は大変であった
設置は屋外が適していると思うが、隣接している住宅から臭いの苦情も懸念される
夜間に稼動させているケースもあるようである - 思っていた以上に臭いがした。屋内での使用は臭いがこもってしまう
- 室内に設置したため臭いが気になり、生魚の内臓、頭と生肉は入れないようにした
- 蓋を開けるとき臭いが気になるので、できるだけ開閉回数を減らすとよい
(ウ) 堆肥の利用方法に関すること
- 処理が終わったものはコンポストに入れ堆肥を作っており、春になったら畑で使用する予定である
- 狭い畑ではあったが、完成した堆肥を混ぜたおかげと思うが、トマト、しし唐、ナスなど大変良くできた
- 堆肥として使用し切れなかった分は、燃やせるごみで出すのではなく、欲しい人や農家などに引き取ってもらうような方法が取れれば良いと思う
(エ) 助成制度に関すること
- 機器は日々進歩しており、今後もユーザーは増えると思われる。生ごみ堆肥化の取組は必ずしも市民の間に浸透していると言えないので、助成制度を継続し、ごみの減量と資源リサイクルにつなげて欲しい 使用に当たっては外出時に稼動させるようにしていたが、臭いの面で難しいところがあった
- 使用前は生ごみを庭に埋めていたため、猫やカラスが突いていたが、それがなくなりよかった 10年程前、助成制度を利用して最初の処理機を購入した。その時は広報や知人から情報を得たが、今回助成制度のことは家電販売店でたまたま知った。制度の周知が十分でなかったように思われる
(オ) その他
- でき上がったものは堆肥として利用しているが最高である。特に工夫はしていない
- 経済的には負担だが、エコの面では大変よい
- 生ごみを出さなくなった分、ごみの重量も軽くなった
- 特に冬場、燃やせるごみの量が減少し、40ℓのごみ袋が2週間程度持ち、大変助かっている
- コンポストを使用していたときは、週1、2回バケツに生ごみを捨てていたが、処理機を使用するようになってからは、それが月1回に減った。また、コンポスト内の生ごみが以前より少なくなり、それによって小バエも発生しなくなった。生ごみの量や捨てる回数が減り、特に冬場助かっている
- 堆肥を作るのが面倒に感じた
- 夏場は生ごみの臭いがしなくなり、大変助かった
- 長時間の使用は音が気になる。深夜電力を利用したかったが、音の面と、生活パターンが合わないため難しかった
処理時間(3~4時間)が長いことも難点であり、メーカーの更なる努力を期待する。ま
た、価格もまだまだ高く、助成金で購入できるくらいが望ましい - 特に夏場は、生ごみの臭い防止に役立っている
- 生ごみが乾燥するまでの時間が長く、また、室内で使用しているため、熱の発生により
夏場は室内が暑くなる - 下水処理の問題もあるだろうが、ディスポーザーを使用できれば生ごみの更なる削減が
可能と思う
コンポスト
(ア) 機器の使い方に関すること
- 以前電動のものを使用したが、使い勝手が悪く面倒だった。その点コンポストは手軽であり、2台あれば片方が満杯になったら発酵させ、もう1台で生ごみ処理をすると効率がいい
- 当初、コンポストは冬期間の使用は無理と思っていたが、雪の中でも使用可能であり、結局年間を通して利用している。生ごみの再利用に大変役立っている
- 特に冬期間の生ごみ処理に困っていたが、コンポストを使用することで可能になった
- 電動のものと併用することにより、生ごみを完全に処理できるようになった
- コンポストを使用しないことはもはや考えられない。今は3個を交互に、冬の間も使用
している。精米時に出る米糠も使っている
堆肥として利用できるまで少し時間がかかるが、でき上がりがとても楽しみである - コンポスト設置の際、庭に少し深めの穴を掘ってそこに置き、中の温度が上がるよう工夫した。また、冬期間は雪でコンポストの周りを盛り上げ、内部の温度低下を防ぐようにした
- 生ごみだけでなく、落葉も入れるなどの工夫をした。日中は仕事があるため夏の間コンポストで生ごみの処理ができ、とても助かった。10月を過ぎると発酵しなくなるため、コンポストは洗って物置にしまっている
- 隣家との境界近くという使用しづらい場所に設置してしまったため、余り使用せず、今
一つ有効に活用できなかった。春になったらもう少し置き場所等を工夫して活用したい - コンポストによる生ごみ処理は、水分が多く腐敗し易いため、落葉や雑草を入れ、生
ごみとよく混ぜたり、蓋を少し開けてべとつかないような工夫をした。また、土や米糠を
混ぜることも有効であった - 冬期間は電動の処理機を使用し、コンポストは夏の間だけ使用した
- 古いものと新しいものを交互に使っている。冬の間は使用せず、堆肥を熟成させてい
る。古いものは蓋が割れてしまったため、もう一台欲しい - 堆肥化し易いよう、落葉や米糠を入れている。また、密閉すると中に水分がこもるの
で、蓋と本体の間に木を挟んで水分調整している - 肥料は余り多く使用しなくて良いと思う
(イ) 虫・臭い対策に関すること
- ウジ虫が大量に発生したため、ウジ用の防虫剤を使用したが効果がなかった。ハエ予
防のための防虫剤を斡旋してはどうか - コンポストは、堆肥熟成用と生ごみ処理用として2個必要である
虫の発生には殺虫剤より熱湯が効果があったため、今年は熱湯を使用した - 虫の大量発生により多量の殺虫剤を使わなければならず、そのことが困った
- 一度ハエが大発生したため、コンポストの中にハエが入らないよう夜間に生ごみを入れ
に行くようにした - 本体と蓋の間にシールを貼り、臭気と虫の発生を抑えようとしたが、臭気を完全に無く
すことはできなかった
(ウ) 堆肥の利用方法に関すること
- 時々発酵剤を入れてかき回すと良い肥料になるため、現在実践中であり、効果もあ
る。畑が肥えるため、完成した堆肥は全て家庭菜園で使用している
(エ) 助成制度に関すること
- ボカシの購入にも助成があると良い
- コンポストは2個あれば切れ目なく生ごみの処理ができる。1個しかない場合、満杯に
なったら直ぐに土をかぶせて空にしないと継続して使用できない。従って、2個まで助成
の対象として欲しい - 大変良い企画ではあるが、冬期間は使用できず生ごみの量が増えるため、次回は電
動生ごみ処理機を購入したい。その際、助成金額を大幅に増やしていただけるとありがたい - 助成金の額について、100円未満を切り捨てにしない方が良いと思う
- 以前使用していたものを更新する時期に助成制度のことを知り今回利用したが、全額私費でも購入すべきと思う
- 密閉式容器を利用したいが値段が高い。コンポストより密閉式容器の普及に力を入れて欲しい。また、購入金額の半額助成を希望する
(オ) その他
- 庭の広い家庭にはお奨めである
- 蓋について、使い勝手の良い物、楽しい色柄の物もあれば良いと思う
- 15年以上前からコンポストを使い土作りをしているが、枯れかかった植木も蘇り、今後も堆肥作りに努力したい
- 設置場所をどこにするかで悩んだ
- 堆肥作りのためのマニュアル作成や発酵剤、消臭剤の紹介などが生ごみのリサイクル化を進める上で大切なことと思う
- コンポスト使用前は直接庭に生ごみを埋めていたため犬などに掘り起こされていたが、今はそのような被害はなくなった
- 元々生ごみを出さないようにしていたため、コンポスト使用後も1割程度の減少であったが、生ごみの堆肥化により、家庭菜園や花壇での肥料代が削減できた。また、リサイクルに対する家族の意識も高まった
- 生ごみの堆肥化が必ずしもうまくいかなかったため、うまくいく方法があれば知りたいと思った
- 容器から取り出して何日くらい置けばいいのか、すぐ使用してもいいのか、発酵しているかどうかの見分け方などについて、説明があればありがたい
- 墓地から飛んでくる枯葉を入れていたが、すぐ満杯になり、嵩が減るまでに時間がかかったため、継続するのが難しかった。外に生ごみを捨てに行くのが大変で、つい億劫になった 次回は電動生ごみ処理機の購入を検討し、生ごみを堆肥にして利用したい
- 生ごみは全て処理しているが、経験から、最良の堆肥となるには2年必要である。土地のスペースの問題や、設置場所を考えるのが大変であった。特に、冬期間設置場所をどこにするかが重要である 購入に伴う事務手続きに時間がかかり過ぎると思う
6 総括
1)生ごみの減量について
購入者は、完成した堆肥を家庭菜園などに利用している方が多く、生ごみの減量につな
がっており、購入費助成の目的は達成されたものと判断できる
2)アンケート結果について
電動生ごみ処理機は、機種によっては臭気や音が気になる場合もあるので、設置場所
についてはその点を考慮し、購入、使用してください
コンポストは、虫の発生対策や、臭気、発酵促進の工夫が多数寄せられていましたの
で、参考になさってください
この結果を印刷するときは、添付ファイルを利用してください
平成22年度実施 生ごみ処理機の使用状況アンケート結果 [72KB docファイル]
平成21年度実施 生ごみ処理機の使用状況アンケート結果 [62KB docファイル]
平成16年度調査と今回調査の比較表 [41KB xlsファイル]




