生物兵器テロとして炭疽が話題になっていますが、実際、その場に居合わせてしまった場合の対応方法をお知らせします。次のことがらを参考にして冷静に対応してください。

1.パニックにならないこと

 炭疽は人から人へと伝染することはありません。また万一、炭疽菌の粉がかかってしまった、あるいは吸い込んでしまったとしても、すぐに発症するわけではなく、適切な治療を早期に受けることで、発症を防ぐことができます。

 

2.不審な郵便物等を受け取った場合(未開封)

封を開けずにすぐ警察へ!

疑わしい封筒又は小包を振ったり、においを嗅いだり、中身を空けないでください。
その封筒又は小包は、中身が漏れないように、ビニール袋か他の種類の容器に入れましょう。
もし容器が手近になければ、その封筒又は小包を、衣服、紙、ゴミ箱など何でもかまいませんので何かで覆い、その覆いをはずさないようにしましょう。
その場所にある扇風機や換気ユニットのスイッチを切りましょう。
その部屋を離れ、ドアを閉めるか、あるいはその区域に他の人が立ち入らないようにしましょう。
すぐに手を石鹸と水で洗いましょう。その際、家庭用漂白剤や他の消毒剤を使用してはいけません。
このことを直ちに地元の警察に通報し、その後の指示を受けてください。
疑わしい書簡又は小包が認められた際にその部屋にいた人全てをリストにしましょう。そのリストを警察または保健所に渡してください。

 

3.不審な粉が入った封筒を開封してしまった、または不審な粉を浴びてしまった場合

別の部屋へ移動して、すぐ警察へ!

  • 粉を掃除しようとしてはいけません。粉を、衣服、紙、ゴミ箱など何でもかまいませんので、直ちに何かで覆いましょう。そしてその覆いをはずさないようにしましょう。
  • その場所にある扇風機や換気ユニットのスイッチを切りましょう。
  • その部屋を離れ、ドアを閉めるか、あるいはその区域に他の人が立ち入らないようにしましょう。
  • 汚染が広がるのを防ぐため、まず手を石鹸と水で洗いましょう。その際、家庭用漂白剤や他の消毒剤を使用してはいけません。
  • 粉がかかった衣服はできる限り早く脱ぎ、ビニール袋か、密封できる他の容器に入れましょう。
  • 自宅であれば、そのまま風呂場に行き、石鹸と湯でできる限り早くシャワーを浴びましょう。その後、別の部屋で待機しましょう。
  • 職場等で、すぐにシャワーを浴びることができない場合、別の部屋あるいは区域で待機しましょう。
  • このことを直ちに地元の警察に通報し、指示を受けてください。
  • 職場等で建物の警備係か管理者がいる場合には、その人達にも知らせましょう。
  • できれば、その部屋又は場所にいた人、特にその粉に実際に触れた人全てをリストにしましょう。そのリストを、警察または保健所に渡してください。
    すぐに医療機関を受診する必要がありますか?
  • 粉が何であるのかを明らかにすることが先決です。そのために、まず警察等へ連絡し、必要な指示を受けるとともに、粉の検査・鑑定をしてもらってください。その結果及びその後の対応については保健所等から連絡しますので、その前に慌てて自分で医療機関に駆け込む必要はありません。

 

4.屋外で不審な粉を見つけた場合

風上に避難して、すぐ警察へ!

ただちに、その粉から離れるとともに風上に移動してください。
このことを直ちに地元の警察に報告し、その後の指示を受けてください。

 

5.直接、不審な粉を浴びた、吸い込んだということはないが、近くにいて、とても心配という場合

保健所や警察と相談
その他にも心配なことがあれば、保健所や警察と相談してください。

注)このほか、厚生労働省ホームページも参考にしてください。(別ウインドウで表示します)
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/0110/h1015-1.html
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/0110/h1018-5.html