緑小のシンボル
大 空

「北海道を代表する彫刻家 本田明二先生の作品があるんですね。」
緑小を訪れたある美術の先生の驚きのことばです。
札幌市の本田明二ギャラリーを訪ね、ギャラリーを運営する長女の近藤泉さんにお話をうかがい、作者の足跡を探りました。

本田明二(1919 ~ 1989 年) は、北海道月形町で生まれ、札幌二中( 現札幌西高校) を卒業後、上京して彫刻を学びました。1948 年にシベリアから復員後札幌にアトリエを持ち、北の風土・文化にこだわった旺盛な制作活動を行いました。
真駒内五輪小橋の《栄光》(1971 年)、旭川市の《スタルヒンよ永遠に》(1979 年)、本郷新と協作した《風雪の群像》(1970 年) などで知られています。
千歳には本校の《大空》の他、市立図書館の《北国の詩》(1988 年)が展示されています。釣りを趣味とし、特に千歳川の山女釣りを好んだことから、千歳とは縁が深かったそうです。また、子どもが好きで作品のモチーフとしても数多く取り上げたことから、学校のための作品も残されています。
本田明二が、緑小学校の《大空》像にこめた願いを紹介します。
「大空は希望の象徴であり、無限大にひろがる未来そのものである。
見上げていると、体が空の青さに吸い込まれてゆくような空はいい。
大空は、子ども達の希望の象徴である。平和で、のどかな、なんの不安もない そんな空が子ども達の空である。
そんな思いをこめて、《大空》二人の群像が私のアトリエから誕生した。」 (敬称略)
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| アトリエで制作中の大空像。 | アトリエでくつろぐ作者。 | ||
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| 除幕式の様子を伝える道新の記事(クリックで拡大) | |||
開校30周年式典で、感謝状をお贈りしました。


