平成29年度 学校経営方針(校長の思い) 児童が輝く千歳第二小学校の教育

 

 第23代校長 高 羅 正 次

 

 平成29年度、本校は新1年生56名を加え、325名の児童でスタートいたしました。

<明るい笑顔が広がり、元気な挨拶が響く学校>

………歴史は長く、2020年(平成32年)東京オリンピックの年には、開校百周年を迎えることとなります。
 本校は、大正13年に千歳小学校の分教場として歴史の一歩を記しており、現在の“千歳第二”と、独立した学校として歩み始めたのは昭和21年の千歳第二国民学校からとなります。ともあれ、長い歴史の中で、小規模校から千歳市の発展に伴う宅地造成により中規模校へと変遷をたどっておりますが、これまでの歴史と伝統の上に2020年の百周年に向けた動きも少しずつ始まっております。

 さて、本校では教育目標を次のように定め、確かな学力、豊かな心、健康・体力と、総合的な能力としての「生きる力」を、しっかりと育んでいきます。

 ○ よく考え 進んで学習する子
 ○ 明るく 思いやりのある子
 ○ ねばり強く たくましい子

 この目標を達成するために、策定した経営理念を踏まえ、千歳第二小学校は学校経営ビジョン=長期目標=「めざす学校像」として、次の3つの方向性から学校経営を進めてまります。

 

【経営理念】私たちは、子供一人一人の将来を幸せにします。

 (1)夢かなう学校
   ・子供が夢をもち、夢の実現に向けて、ねばり強く夢を追い続ける意欲をもつ子供の育成
 (2)千歳第二小学校で学ぶことがあこがれになる学校
   ・地域・保護者との相互理解・連携を背景に、質の高い教育の創造
 (3)千に二つとない千歳第二小学校
   ・千歳というまち(環境)を活かした教育活動の推進

 そして、平成32年度の開校百周年に向け、本校の教育の方向性の下で、第二世紀に向けた教育の基盤をしっかりと形成し、つないでいく責務があると考え、今後10年程度の中期目標を次のとおり設定しました。

 

【中期目標】 明るく元気なあいさつで人とつながる子供の育成を通して、千歳の発展に貢献する国際人としての基盤の育成を図る。

 本年度は、本校の教育目標を具現化するため、さらには学校課題(学力向上・思いやりの心の育成)解決のため、学校経営の柱(経営テーマ)=短期目標=を設定しました。

 

<学校経営の柱(テーマ)=短期目標=>

「学ぶ楽しさや喜びがあふれ、『つながり』をひろげる学校の実現
                    〜学校力・教師力・連携力の充実〜」

 その実現のために、常に「目の前の子供から目を離さず、児童に寄り添い導き育てる」という姿勢を堅持し、多角的・多面的な視点から「生きる力」(確かな学力・豊かな心・健やかな体)をバランスよくはぐくんでいきます。
また、全教職員がそれぞれの立場においてプロ意識を持ち経営への参画を図るとともに、チームで教育活動を推進し、次の3点を学校経営の方針として、児童・保護者一人一人の「夢」や「願い」を実現する学校づくりを目指します。

(1)学校力の充実<職員の つながり(組織力)の強化>
  地域、学校の特色を生かし、「生きる力」の育成に学校全体で取り組みます。そのためにも、教職員の学校経営参画意識を高めるとともに、教職員同士のコミュニケーション   を密にし、組織的な協働体制構築に努めます。
(2)教師力の充実<研修の つながり の深化>
 
 情熱をもって教育を推進し、確実に目標を達成できる教職員の資質能力の向上を図ります。そのためにも、「すべての教育活動は、子供たちのために」の理念のもと、互いに切磋琢磨して高め合う教師集団の育成に努めます。
(3)連携力の充実<地域等の つながり の拡充>
 
 地域密着を柱として、学校の教育力と家庭・地域の教育力が双方向に補完し合い、質の高い教育環境の構築と教育活動の推進に努めます。 (みんなではぐくむ二小の子)

 

<学校経営の重点>

 (1)確かな学びを支える学習指導の充実
 ・学校全体で共通に指導すべき学習規律等の確実な定着
 ・「わかる授業」、「伸ばす授業」の確立
 ・子供たちの進歩の状況や努力を適切に評価し、進んで学習しようとする態度を育成
 ・指導方法や指導形態の工夫改善(少人数・習熟度別指導、TT、ICT機器活用 等)
 ・学習内容の確実な定着を図るための授業改善及び、家庭学習・補充学習・長期休業中の学習の充実
 ・よい姿勢を保つことができる体をつくるとともに、運動能力向上の取組の推進
 ・キャリア発達を意識した関わり

 (2)心のふれあいを大切にした教育活動の推進
 ・あいさつが大事だと思う心をしっかりと教え育て、心を開きわかり合うあいさつ指導の推進
 ・互いを尊重し認め合う心や達成感・成就感、自己肯定感を育てる学級・学年経営の推進
 ・思いやりの心や命を大切にする心を育てる道徳教育の充実
 ・組織的な生徒指導の充実 〜しっかりと子どもと向き合うとともに、毅然とした指導の徹底
 ・体験活動の改善充実  
 ・読書活動の充実〜読書に親しむ環境の整備

 (3)家庭、地域とともに創造する、信頼される学校づくり 「みんなではぐくむ二小の子」
 
・地域密着を重点として、各種便り、参観、懇談、訪問等の充実を図り、家庭、地域との相互 理解に努めるとともに、学校、家庭、地域がそれぞれの役割を果たし、子どもたちの健全な 育ちを支える教育を推進
 ・積極的な情報発信や学校評価を通して、家庭・地域との双方向の連携強化
 ・学校、家庭と連携を図った家庭教育(家庭の教育機能)の充実及び学習習慣の確立
 ・教育環境や施設の整備、充実 
 ・防災教育の充実や個人情報の管理など危機管理の徹底 ・学校事務の効率化の推進

 (4)学校及び教職員の指導力向上   ※ 上記(1)〜(3)を支え充実させるための重点
 ○一人一人が持てる力を最大限発揮できる主体的な研修をとおした育て合う仕組みの構築
 ○限られた環境、人員の中で最大限の教育効果が発揮できるよう研修、教材研究等への意欲的な取組の推進
 ○日常的な相互のOJTの推進
 ○保護者、地域から信頼される学校を支えるための服務規律の徹底を図る研修の推進
 ○ワークライフバランスを重視した働き方の見直し及び改善

 以上のような、質の高い日常実践を進め、教育目標に向かう不断の努力とその時々のベストを尽くしつつ、100年、150年、200年…と本校の明るい未来への礎、力強い歩みを続け発展させていくことが、私どもの責務です。

実践することによって実現をめざします
・・・ ★通わせたい学校・通いたい学校・働いてよかった学校★ ・・・